
【新しい健康観】「貢献寿命」という考え方が、あなたの人生をより豊かにする理由
こんにちは。
渡部です。
「健康寿命」という言葉は、すっかり世の中に定着しました。
これは、病気や介護に頼らずに、自立して日常生活を送れる期間のことを指します。
しかし、最近ではもう一歩踏み込んだ概念として「貢献寿命」という言葉が注目されています。
聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、これからの時代、とても大切なキーワードになっていくと思います。
今回はこの「貢献寿命」とは何か、そして私たちの健康や生きがいとどうつながっているのかを、一緒に考えてみたいと思います。
■「貢献寿命」って、なに?
「貢献寿命」とは、一言でいうと
“人や社会に貢献できる期間”のことを指します。
健康寿命が「自分のために生きられる期間」だとすれば、
貢献寿命は「誰かのために生きられる期間」と言えるかもしれません。
たとえば…
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家族のために料理を作る
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地域の行事に顔を出す
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孫のお世話をする
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友人の相談に乗る
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ボランティアに参加する
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長年の経験を若い世代に伝える
これらはすべて、立派な「貢献」です。
そして、これらの活動ができるということは、心も体も元気で、周囲とのつながりがある証でもあります。
■なぜ「貢献寿命」が大切なのか?
人は本能的に「誰かの役に立ちたい」「必要とされたい」と感じる生き物です。
この気持ちがあるからこそ、生きる張り合いが生まれ、前向きな気持ちで毎日を過ごすことができます。
一方で、退職後や子育てがひと段落したあとに
「もう自分にできることはない」
「誰からも必要とされていない」
と感じてしまう方も少なくありません。
このような気持ちは、心の健康だけでなく、体の状態にも影響します。
実際に、孤立や無気力はフレイル(虚弱)や認知症のリスクを高めることがわかっています。
だからこそ、「誰かの役に立っている」という実感=貢献寿命を延ばすことが、健康寿命の延伸にもつながるのです。
■貢献することで得られる3つの効果
① 自己肯定感が高まる
自分の存在価値を実感でき、毎日が充実したものになります。
② 社会的つながりが保たれる
地域や友人、家族との交流が増え、孤立を防ぐことができます。
③ 心身の活力が維持される
活動することで適度な運動にもなり、脳の活性化にもつながります。
つまり、貢献することは「人のため」だけでなく「自分のため」にもなるのです。
■貢献寿命を延ばすために、今できること
「貢献」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、難しいことをする必要はありません。
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毎日笑顔であいさつする
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体調が良い日に地域のゴミ拾いをする
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友人に電話して近況を話す
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孫に昔話を聞かせる
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知り合いの困っている人に声をかける
これらすべてが「貢献」です。
大切なのは、“自分にできる範囲で無理なく続けること”。
そして、何よりそのためには「動ける体」「考えられる頭」を維持することが土台となります。
■貢献寿命を支える「体づくり」も忘れずに
貢献するには、まず自分の体と心が元気であることが必要です。
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腰や膝が痛くて動けない
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体力が落ちて外に出たくない
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不安やストレスで前向きになれない
このような状態では、せっかくの「貢献したい気持ち」も活かせなくなってしまいます。
だからこそ、はなつる整体院では
姿勢や動き方を整えることで、痛みなく自立して動ける体を目指すサポートをしています。
動ける体は、人生を豊かにする土台です。
そしてその体を使って、誰かのために動けることは、人生をさらに輝かせてくれます。
■最後に:あなたの「貢献」は、あなた自身を元気にする
「貢献寿命を延ばすこと」は、
誰かの役に立つだけでなく、自分の生きがいにもつながります。
今はまだ元気でも、「この先どうなるのか不安…」と感じている方。
ぜひ一度、自分の体と向き合ってみてください。
そして、無理のない範囲で「小さな貢献」を始めてみましょう。
私たち整体院も、そのための“動ける体づくり”で、皆さんの貢献寿命を支えていきたいと思っています。
ご相談やご質問がありましたら、お気軽にLINEからどうぞ。
小さな一歩が、これからの人生を大きく変えていきます。