はなつる体操教室のモニター体験の実際の様子
上の写真は、現在「はなつる体操教室」の無料モニター体験にご参加いただいている方の実際のレッスン風景です。
ひざの手術を経験された70代の女性が、「もう一度、自分の力で立ち上がれる体を取り戻したい」と参加してくださったり、50代の女性のお二人が将来の健康な身体づくりのキッカケづくりとして参加して下さったり、腰痛改善の為に体操に参加して下さっている60代の男性の方もいらっしゃいます。
初めは床からの起き上がりもやっとでしたが、体操を重ねるうちに動きに自信がつき、今では笑顔でスムーズに立ち上がる姿も見られるようになりました。
私たちが目指しているのは、ただ動かすだけの体操ではなく、「人生を支える体力」を育てることです。
そんな私たちの活動の背景には、信頼できる科学の力があります。今回は、その考え方の土台となる「長寿科学振興財団」という素晴らしい団体をご紹介したいと思います。
■「明るく活力ある長寿社会」を目指して
長寿科学振興財団は、1989年に設立された公益財団法人です。少子高齢化が進む日本において、「長く生きるだけでなく、健康で生きがいを持ち続けられる社会を実現する」ことを目標に、さまざまな活動を行っています。
特に注目すべきは、「フレイル(虚弱)」「サルコペニア(筋肉量の低下)」といった高齢者の健康課題に対して、科学的な視点から研究・発信を続けている点です。
■どんな活動をしているの?
長寿科学振興財団は、以下のような幅広い活動を展開しています。
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研究助成:高齢期の健康や生活に関する研究に助成金を提供し、科学的な知見の蓄積を後押ししています。
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情報提供:季刊誌『エイジング&ヘルス』やウェブサイトを通じて、予防医学・栄養・運動・認知症・介護などの情報をわかりやすく発信。
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評価ツールの開発:「J-CHS基準」や「フレイル評価表」など、全国で使える指標の整備にも関わっています。
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国際連携:海外の研究機関とも連携し、世界的な視点で高齢社会の課題にアプローチしています。
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啓発活動:講演会やシンポジウムなどで、地域住民や専門職に向けた情報発信も積極的に行っています。
■科学に基づく“予防”がカギ
この財団の理念の中で、特に私が共感しているのは「科学的根拠に基づいた予防の重要性」です。
健康寿命を延ばすためには、病気やケガをしてから対処するのではなく、「そもそも病気にならない・動けなくならないために日々の生活をどう整えていくか」が何よりも大切です。
これは、私たち「はなつる体操教室」の考え方とも一致しています。
● 筋肉を衰えさせない
● 栄養や水分をきちんと摂る
● 孤立せず人と関わる
こうしたシンプルな習慣の積み重ねが、人生の質を大きく左右するのです。
■小さな応援として、当教室も寄付しました
このような素晴らしい活動をしている財団に、私たちも何か貢献できないかと考え、このたび「はなつる体操教室」として、ささやかですが寄付をさせていただきました。
皆さまの参加費の一部が、未来の健康長寿社会を支える活動に役立てられていると思うと、私たちも嬉しく、また身が引き締まる思いです。
■おわりに
これからも、私たちは「何歳になっても動ける体づくり」を通して、皆さまの健康と幸せをサポートしてまいります。そして、長寿科学振興財団のような信頼できる団体とも連携しながら、よりよい社会を目指していきたいと考えています。
ご興味のある方は、ぜひ財団のホームページもご覧ください。予防や健康づくりに役立つ情報がたくさん掲載されていますよ。
